マイカーは中古車の流通を抜きすれば確かに贅沢品だが、ヘンリー・フォードは自社の労働者に買える給料を払い、大量生産品の余剰品を売りさばく方式フォーディズムを考えた経済の巨人でもあった。

世界が羨む、アメリカの50年代、60年代の大量社会をどの国々もアメリカの豊かさ憧れて目指したが、

自動運転でタクシーやバスばかりに戻るのは後退か、味気ない方向に社会が進むようでもある。資源の無駄使いを無くすと考えれば一理はある。

自動ブレーキの運転支援システムでマイカーを持てるようにするか、自動運転でタクシーやバスばかりにするかは、今後、どんな経済のシステム設計にして社会を維持して行くかの問題になるかもしれない。