0001へっぽこ立て子@エリオット ★
2021/03/16(火) 13:48:58.33ID:CAP_USERAWSのJeff Barr氏は、S3のサービス開始から15周年を祝う発表の中でこの数字を明らかにした。AWSがS3の提供を開始したのはAmazonが「Amazon.com Web Services」をリリースしてから4年後の2006年3月14日のことだったが、その頃提供されていたクラウドインフラサービスは、今のAWSの姿とは全く異なるものだった。
□Celebrate 15 Years of Amazon S3 with ‘Pi Week’ Livestream Events | AWS News Blog(英文)
https://aws.amazon.com/blogs/aws/amazon-s3s-15th-birthday-it-is-still-day-1-after-5475-days-100-trillion-objects/
S3はAWSが初めて一般に提供したサービスで、開発者に対して、従量料金で安価なストレージを提供するものだった。同社はその5カ月後に「Elastic Cloud Compute(EC2)」をリリースし、計算リソースも提供するようになった。
S3のオブジェクト数はこの10年間で飛躍的に増加した。S3のオブジェクト数が1兆個に達したのは2012年のことだったが、Azureを2008年10月にリリースしたMicrosoftは、その年にすでに4兆個のオブジェクトを抱えていた。
□Windows Azure Storage – 4 Trillion Objects and Counting | Azure Blog and Updates | Microsoft Azure(英文)
https://azure.microsoft.com/en-us/blog/windows-azure-storage-4-trillion-objects-and-counting/
Barr氏は、ブログ記事の中で、S3のAPIを単純な設計から始めたことを振り返っている。APIでできたのは、「バケットを作成する、全てのバケットのリストを取得する、オブジェクトを入れる、オブジェクトを取り出す、アクセスコントロールを入れる」ことだけだった。
Barr氏はまた、S3は「イレブンナインの耐久性」を提供するように設計されたと述べている。これは、S3に保存されているオブジェクトの耐久性が99.999999%であることを意味する。
AWSは、S3が登場してからの15年間に、アクセス頻度が低い大量のデータを保存するためのストレージ「S3 Glacier Deep Archive」や、さまざまなデータレプリケーションサービス、セキュリティ機能、オンプレミスのデータセンターからAWSにペタバイト規模のデータを移行するための輸送コンテナー「Snowmobile」など、数多くの新しいサービスを立ち上げてきた。
AWSは今も世界最大のクラウドインフラプロバイダーで、四半期売上高は120億ドル、年間売上高ランレートは460億ドルに達している。また、現在のAWSはAmazon社内で最も業績が高い部門になっており、AWSの最高経営責任者(CEO)であるAndy Jassy氏は最近、Amazonの創業者Jeff Bezos氏の後を引き継いでAmazonのCEOに就任すると発表している。
□アマゾンCEO退任後のベゾス氏、AWSジャシー氏の後任は? - ZDNet Japan
https://japan.zdnet.com/article/35165990/
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
https://www.zdnet.com/article/aws-s3-storage-now-holds-over-100-trillion-objects/
2021-03-16 13:03
ZDNet Japan
https://japan.zdnet.com/article/35167869/