立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
スレタイ検索 株式前場値動き
http://download.co.jp/news/bizplus/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E5%89%8D%E5%A0%B4%E5%80%A4%E5%8B%95%E3%81%8D
市場全体としてはかなり良い状況となっていますが、30000円の大台がかなり意識されているようで、上値がかなり堅い様子です。値がさ株が下がる中、中国の経済指標を好印象と見たのかファーストリテイリングが好調。個別銘柄では日本郵政との連携強化を発表した楽天が圧倒的な存在感。18年ぶりの高水準とのこと。
市場としては、まずはFOMC待ちとなるようです。ですがどちらかというとクリアした段階で織り込むマイナス材料が無くなることを期待している雰囲気にも見えます。通過した途端にロケット発射となるかもしれません。
後場は一転29700円付近のマイナスから再開。

[東京 15日 ロイター] -
前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比97円79銭高の2万9815円62銭となり、5日続伸した。前週末の米株高の流れを引き継ぎ、朝方からしっかりしたスタートとなり、経済正常化への期待から景気敏感株を中心に上昇した。ただ、米国株市場でハイテク株売りが進んだことを受け、半導体関連株などグロース株が軟化。日経平均の上値を追う勢いは限定的となった。

TOPIXは0.67%高で午前の取引を終了。グロース株売りが重しとなり日経平均は0.33%高にとどまったが、TOPIXはしっかりした動きが続いた。東証1部の売買代金は1兆4715億円。東証33業種中、海運業、空運業、鉄鋼、銀行業など31業種は値上がり。半面、情報・通信業、電気機器の2業種は値下がりした。

今週は、16日─17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)や18─19日の日銀金融政策決定会合といった重要イベントを控えている。市場からは「金融緩和は継続されると思われるが、FRBがハト派的ではない発言をすれば、マーケットも反応せざるを得ない。日米ともに、パウエル議長や黒田総裁のコメントに注目が集まり、言葉のニュアンスや行間を読む投資家の姿勢が強まりそうだ」(楽天証券のチーフ・ストラテジスト、窪田真之氏)との声が聞かれた。

個別では、楽天 が18%超高となり、東証1部の値上がり率第3位に入った。一時、ストップ高となる場面もあった。12日に、楽天グループと日本郵政グループが資本・業務提携で合意したと発表し、引き続き好感された。
一方、ヤーマン は反落し11%超安。東証1部の値下がり率トップとなった。前週末に好決算を発表したものの、材料出尽くし感が意識され、利益確定売りが優勢となった。

東証1部の騰落数は値上がり1608銘柄に対し、値下がりが503銘柄、変わらずが81銘柄だった。

2021年3月15日11:59 午前
Reuters
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL4N2LD0X4