0001田杉山脈 ★
2021/02/20(土) 20:04:46.68ID:CAP_USER楽天モバイルとしては、ようやく軌道に乗っただけでなく、現実的な計画を立てるようになってきた印象がある。例えば、基地局に関しては、当初の2万7397局で人口カバー率96%を目指すとしていたが、96%は変えずに基地局数を4万4000局にして、密度を高める計画を明らかにした。このため、当初計画の6000億円よりも3〜4割程度、設備投資費が増加するという。
その後のエリア展開は地上基地局とともに、衛星を使って人口カバー率を100%まで持っていくようだ。
目標とする契約者数などは明らかにされなかったが、「4位にとどまるつもりはない」(三木谷浩史会長)として、NTTドコモを追い抜く考えを示した。
ただ、ユーザー数が増えることで、基地局整備の投資額も増えるし、現在ではKDDIへのローミング費用も増えてしまったようだ。
KDDIへのローミング費用を減らすには、自前で基地局を整備する必要があるだけに、どちらも費用が増すという難しい舵取りを迫られている。
楽天モバイルが総務省の有識者会議に出した資料では、早晩、トラフィックがネットワークのキャパシティを超えるような指摘がされていた。しかし、この予想はあくまで、2980円で使い放題のプランしか提供していない場合を想定したものだ。
新料金プランが始まることで、使い放題でデータを流しまくる人もいれば、あまり使わない人も出てくるだろう。ネットワークの負荷を平準化するという意味においても、新料金プランは有効に機能することだろう。
楽天モバイルでは、2023年の黒字化を計画しており、三木谷浩史会長は計画通りであると主張する。
ただ、ユーザーが増えれば増えるだけ、基地局数は必要になってくるだろうし、KDDIのローミングが終わってしまえば、エリアの穴も目立つようになる。
ユーザー数が急拡大する中、いかにユーザーに不満を持たれないようなネットワークを構築できるかが鍵となるし、せっかくつかんだユーザーを離さないためにも、楽天モバイルには地道な設備投資を続けて欲しいと切に願う。
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2102/19/news048.html