内閣府が10日発表した10月の景気ウオッチャー調査(街角景気)によると、街角の景気実感を示す現状判断指数(季節調整済み)は54.5で、前の月に比べて5.2ポイント上昇(改善)した。改善は6カ月連続。家計動向、企業動向、雇用が改善した。

2〜3カ月後を占う先行き判断指数は49.1で、0.8ポイント上昇した。改善は3カ月連続。家計動向、企業動向、雇用が改善した。

内閣府は基調判断を「新型コロナウイルス感染症の影響による厳しさは残るものの、持ち直している」から「新型コロナウイルス感染症の影響による厳しさは残るものの、着実に持ち直している」に変更した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

2020/11/10 14:08
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL09I20_Z01C20A1000000/