バッファローは、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)協力のもと、「nasne(ナスネ)」を2021年春に発売することを発表した。

2012年にSIEが発売した「nasne」は、ハードディスクドライブと地上デジタル/衛星デジタル(BS/110度CSデジタル)チューナーを搭載したネットワークレコーダー&メディアストレージ。多くのユーザーに支持されたが、2019年に販売終了となった。現在は、TVアプリケーション「torne(トルネ)」のサービスが継続されている。

「nasne」については今もハードウェアの販売継続を求めるユーザーの声が多いとのことで、この度、デジタル家電の周辺機器メーカーとして無線LANをはじめとするネットワーク製品やNASの開発を手掛けてきたバッファローが、この知見を活かし、SIEの協力のもと「nasne」を継承することとなったという。

「torne」オンラインサービスおよび、「torne」アプリケーションの対応機種については現在検討中とのこと。また現時点で価格やハードディスク容量などは発表されていないが、詳細については随時特設ページにてアナウンスしていくとしている。

SIEは「多くのユーザーの皆さまにご利用いただいているtorneオンラインサービスおよびtorneアプリケーションに対応するハードウェアを、ストレージおよびNAS製品のプロフェッショナルであるバッファロー様から発売いただけること、大変嬉しく思います。今回発売されるnasneは、弊社が培った知見を活かしてバッファロー様が商品化されるものであり、nasneユーザーの皆さまの買い増し、買い替えのニーズにも応えられるものと期待します」とコメントしている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d376cc64b0c21ff70a202f8b16b6d019aeed53bc