作業服大手のワークマン(ジャスダック、7564)は11日、未定としていた2021年3月期(今期)の単独決算で、税引き利益が前期比16%増の155億円になりそうだと発表した。アウトドアやスポーツ用衣料を扱う「ワークマンプラス」の積極展開やプライベートブランド(PB、自主企画)の商品戦略が奏功する。

売上高にあたる営業総収入は7%増の990億円、営業利益は14%増の218億円となる見通し。年間配当計画は前期比横ばいの50円とした。

同日発表した20年4〜6月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比30%増の41億円だった。高機能・低価格のPB商品が顧客層の拡大につながった。営業総収入は25%増の256億円だった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

2020/8/11 15:43
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL11HPQ_R10C20A8000000/