立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
スレタイ検索 株式前場値動き
http://download.co.jp/news/bizplus/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E5%89%8D%E5%A0%B4%E5%80%A4%E5%8B%95%E3%81%8D
コロナ感染の拡大が閾値を越えたと判断されたようです。市場が一斉に悲観的になりました。加えてトランプ大統領の指導力への疑念にも大きな影響が出ているように思われます。
今の日本市場はかなり強固にアメリカの市場と連動していますから、これ以上の感染拡大とアメリカ経済の減退は織り込んだ材料をリセットしてやり直しともなります。ここから大きく底を目指す可能性も出てきました。
後場はさらに大きく下げて、22000円の大台を巡る攻防になっています。ここを失うとさらに下がるかも。1000円下げもあり得ます。

[東京 29日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比297円39銭安の2万2214円69銭となり、反落した。前週末の米国株式市場が軟化したことで終始軟調な展開となった。ただ、時間外取引で米株先物が底堅く推移したことから、売り一巡後は下に大きく振られる動きとはなっていない。前場の東証1部の売買代金は1兆円を割り込んだ。

26日の米国株式市場は、新型コロナウイルス感染拡大を受け一部の州で感染拡大抑制策が再度導入されたことが重しとなり、主要3指数は2%を超える下落。この日は、テキサス州とフロリダ州がバーの営業停止やレストランの入店制限強化などを命令した。

日本株も幅広く売られてスタート、12月期決算企業の配当権利落ち分が市場推定で約40円あるものの、それを考慮しても大きな下げとなっている。ただ、押し目を買う動きも散見され、売り一巡後は下げ渋る展開となった。

市場では「今週は内外で重要な経済指標の発表を控えており、見送りムードが強くなりそうだ。その一方、この時期は3月期企業の配当金が支払われ、それを受け取ったパッシブ運用の機関投資家が再投資に動きそうなど、下支え要因もある」(野村証券・エクイティ・マーケットストラテジストの澤田麻希氏)との声も聞かれる。 TOPIXは1.20%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は9660億6300万円だった。
東証33業種では、鉄鋼、鉱業などの下げが目立ち、全業種がマイナスとなっている。個別では、トヨタ自動車(7203.T)、ソニー(6758.T)など主力銘柄が売り優勢となったほか、指数寄与度の大きいファーストリテイリング(9983.T)もさえない。 東証1部の騰落数は、値上がりが560銘柄に対し、値下がりが1536銘柄、変わらずは68銘柄だった。

2020年6月29日 / 12:03
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-today-idJPKBN24008S