東芝(2部、6502)は22日、株主還元方針の追記を発表した。そのなかで、同社が約40%を保有するキオクシアホールディングス(HD、旧東芝メモリホールディングス)株について、将来に株式を売却した場合に得られる手取り金の純額の過半を株主還元に充てる方針を示した。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響に備えて当面は財務の安定を重視するとしつつ、秋ごろに新型コロナが沈静化すれば、成長性の高いM&A(合併・買収)機会の検討を含む「積極的なポートフォリオの見直しと事業売却を実行していく」という。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

2020/6/22 10:19
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL22HVZ_S0A620C2000000/