立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
スレタイ検索 株式前場値動き
http://download.co.jp/news/bizplus/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E5%89%8D%E5%A0%B4%E5%80%A4%E5%8B%95%E3%81%8D
市場はいよいよ「コロナの谷」を克服する準備に入ったようです。24000円の大台を目指し、着実にグイグイ上がってきています。為替で円安が続いていること、恐怖指数VIXが24半ばまで下げていること、アメリカの市場で航空関連が一気に回復しつつあることも大きな押し上げ要因になっています。
後場も大きく変動せず23130円付近で再開しています。

[東京 8日 ロイター] -
前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比212円00銭高の2万3075円73銭となり、続伸。2月21日以来、約3カ月半ぶりに2万3000円台を回復した。前週末の米国株式市場が高かったほか、外為市場でドル/円相場が円安に振れ、上昇に弾みをつけて始まった。ただ、一方では過熱感が生じており、買い一巡後は伸び悩んだ。

5日の米国株式市場は大幅に値上がりし、ダウ平均株価 は829ドル高で引けた。5月の雇用者数が予想に反して大幅に増加したことを受け、景気回復が一段と早まるとの期待が広がっている。ナスダック総合指数 は一時、最高値を更新した。

5月の米雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比250万9000人増と、市場予想の800万人減に反してプラスに転じた。4月は約2070万人減と、1930年代の大恐慌以降で最大の落ち込みを記録していた。失業率は13.3%と、戦後最悪だった4月の14.7%から改善。市場予想は19.8%だった。

市場では「高値警戒感から伸び悩んだものの、これだけ円安に振れると、輸出関連企業の業績回復が想像されているよりも早く回復に向かうとの期待が膨らむ。きょうのところは円安に加えて、WTI原油先物が時間外取引で1バレル=40ドルを回復したことも大きい」(岡地証券・投資情報室長の森裕恭氏)との声が聞かれる。

TOPIXは0.58%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆2966億8100万円だった。東証33業種では、鉱業、銀行業、鉄鋼などの上昇が目立ち、値下がりは精密機器、医薬品など7業種にとどまった。

個別では、トヨタ自動車 など主力輸出関連株や、東京エレクトロン などが高い。指数寄与度の大きいファーストリテイリング も上値を追ったが、中外製薬 、任天堂 などがさえない。

東証1部の騰落数は、値上がりが1292銘柄に対し、値下がりが795銘柄、変わらずが82銘柄だった。

2020年6月8日 / 11:51
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL4N2DL0OI?il=0