立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
スレタイ検索 株式前場値動き
http://download.co.jp/news/bizplus/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E5%89%8D%E5%A0%B4%E5%80%A4%E5%8B%95%E3%81%8D
わざわざ臨時で開いた日銀の会合、企業支援策で30兆円新たに上積みと出た内容が市場のお気に召すものではなかった様子。寄り付きに期待感で上げた相場がヽ(・ω・)/ズコーと下がる展開。

[東京 22日 ロイター] -
前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比90円20銭安の2万0462円11銭となり続落した。取引時間中に出てきた、日銀臨時政策決定会合や中国全人代で20年度GDP目標が示されなかったことなどの材料に対して反応薄で、朝高の後は週末のポジション調整から値を消す展開となった。

21日の米国株式市場は、米中間の緊張が再び高まり両国の通商合意の先行きが危ぶまれていることを背景に反落。トランプ米大統領はこの日、中国政府が香港での国家分裂行為やテロ活動、外国勢力による介入などを禁じる国家安全法を導入すれば、米国は「極めて強硬に」対応すると述べた。

一方、前場中盤に日銀臨時政策決定会合で金融政策を現状維持を決定とのアナウンスがあったが、サプライズではなかったため市場の反応は薄かった。一方、中国の李克強首相は22日開幕した全国人民代表大会(全人代、国会に相当)で行った政治活動報告で、2020年の国内総生産(GDP)目標に言及しなかったものの、これも株価に大きなインパクトを与えなかった。

市場では「中国の治安維持法を受けて香港株が下落したことが嫌気されたが、相場を大きく崩すまでには至っていない。開催中の全人代で好材料が出る可能性があるために売り込みにくい中、週末のポジション調整で下げた格好だ」(東海東京調査センター・シニアストラテジストの中村貴司氏)との声が聞かれた。

TOPIXは0.50%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は8965億8700万円と商いは膨らんでいない。東証33業種では、上昇したのは空運業など4業種にとどまった。個別では、トヨタ自動車 、ホンダ 、キヤノン など主力輸出関連株はさえないが、ソフトバンクグループ はしっかり。マザーズ市場でアンジェス が活況となり堅調だった。

東証1部の騰落数は、値上がりが672銘柄に対し、値下がりが1405銘柄、変わ
らずが88銘柄だった。

2020年5月22日 / 11:58
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL4N2D414G?il=0