正方形に白と黒の模様が碁盤の目のように配置された「QRコード」を知らない人はいないだろう。
自動認識技術の一つで、スマホで読みこんでサイトにアクセスできるのも、空港手続きが簡単になり保安検査場を通過できるのも、QRコードのおかげだ。
製造、物流、小売り、医療、サービスといった幅広い産業・業界で使われており、今も世界に広がっている。
開発したのは自動車部品国内最大手のデンソーで、現在、2001年設立のデンソーウェーブが展開している。
なぜ、この技術を開発し、市場を開拓し、世界に広げることができたのか。その軌跡を活写したのが『QRコードの奇跡』だ。
オープンイノベーション化は苦手といわれることの多い日本企業だが、これほど格好の成功事例はない。本稿では、その「奇跡」のエッセンスをお届けする。

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