立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
スレタイ検索 株式前場値動き
http://download.co.jp/news/bizplus/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E5%89%8D%E5%A0%B4%E5%80%A4%E5%8B%95%E3%81%8D
連休明けの東京市場。経済を巡る現状はひたすら悪く、アメリカの雇用統計がリーマンショックをはるかに下回る恐ろしい数値を叩き出したことも投資家の肝を冷やしています。
そんななかトランプが持ち前のリーダーシップで市民を鼓舞し希望の道を指し示していることが株価暴落を抑止しています。アメリカすごい。
後場は明日のオプションSQに備えた動きとETF買い入れ観測でプラス域から再開しています。

[東京 7日 ロイター] -
前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比31円93銭安の1万9587円42銭となり、続落した。前日の米国株式市場でダウ平均とS&P500が下落したことを受け、朝方から売りが先行した。ただ、その後は下げ渋り、一時プラス転換する場面もみられた。欧米での経済活動の再開が好感され、今晩の米国株式市場の動きが期待されている。

6日の米国株式市場は、中国が貿易合意を順守しない可能性があるとするトランプ大統領の発言が重しとなり、ダウ平均とS&P500が下落。日本時間の朝方発表された4月の全米雇用報告で、民間部門雇用者数が2000万人超減少したことも嫌気されている。ナスダック総合はプラス圏で終了したが、トランプ発言の大統領を受け終盤に上げ幅を縮めた。

日経平均は前営業日比150円83銭安の1万9468円52銭で続落スタート。時間外取引で米株先物が上昇したことや欧米での経済活動の再開への期待から下げ幅を縮小し、一時プラス転換する場面もみられたが、その後は1万9500円台後半でのもみあいが継続した。

市場では「ドイツではロックダウン(都市封鎖)措置の緩和が発表されるなど、欧米での経済再開への期待が高まっている。加えて、原油価格が回復したことや、半導体がしっかりしていることも下支えとなっている。ただ、当面はコロナ関連のニュースで上値は重く、買い上がれない」(みずほ証券のシニアテクニカルアナリスト、三浦豊氏)との声が出ていた。

TOPIXは0.45%安で午前の取引を終了。東証33業種では、空運業、保険業、陸運業などの21業種が値下がり。鉱業、精密機器、金属製品などの12業種は値上がりした。東証1部の売買代金は1兆0685億3100万円だった。

個別では、アドバンテスト 、SCREENホールディングス 、東京エレクトロン 、信越化学工業 などの半導体関連株がしっかり。6日の米国株市場でフィラデルフィア半導体指数 が1.08%高となったことが好感された。一方、トヨタ自動車 、ホンダ 、ソニー などの輸出関連株は軟調。外為市場でドル/円が円高に振れたことや、トランプ米大統領の発言が売りを誘った。

東証1部の騰落数は、値上がりが1140銘柄に対し、値下がりが947銘柄、変わらずが78銘柄だった。

2020年5月7日 / 11:55
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL4N2CP0TP?il=0