2020.5.1 12:10政治政策

 赤羽一嘉国土交通相は1日の閣議後記者会見で、レオパレス21がアパートの施工不良問題で改修工事の完了時期を延期したことに関し、同社に原因究明と具体的な改善策を報告するよう指示したと明らかにした。

 赤羽氏は「工事が全く予定通りに進んでいないことは極めて遺憾だ」と批判。レオパレスは新型コロナウイルスの影響で4月から工事を止めていることを延期の理由としているが「(それ以前の3月末時点で)十分な進捗が得られていない」と指摘した。


 レオパレスから定期的に工事の進み具合を報告させ、厳しく監視していくという。レオパレスは4月30日、明らかに不備のある1万3千棟超の改修工事を今年末までに完了する計画を延期し、未定にすると発表した。

https://www.sankei.com/smp/politics/news/200501/plt2005010007-s1.html