立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
スレタイ検索 株式前場値動き
http://download.co.jp/news/bizplus/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E5%89%8D%E5%A0%B4%E5%80%A4%E5%8B%95%E3%81%8D
ダウの好調さと日経平均先物で既に19000円を目指す動きはあったのでそこまでの驚きはないですが、それでもよくぞ戻したという思いです。今までの下落幅から見ればまだ道半ば、もう少し戻すポテンシャルはあるかもしれません。
ですが市場にはこの上げ幅で達成感が出るはず。心理的にここからもう一段というのは行きすぎという判断も増えてくるでしょう。当然利確も強くなります。19000円でもみ合いになるなら最高の展開といえそうです。

[東京 25日 ロイター] -
前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比1036円86銭高の1万9129円21銭となり、続騰した。前日の米国株式市場が史上最大の上げ幅になったことを受け、朝方から幅広く買いを集めている。中だるみの場面があったものの、買い戻しが活発化し、1000円以上の上昇幅となり、3月12日以来の1万9000円台回復となった。

24日の米国株式市場は、米議会で新型コロナウイルス対策法案の可決が近いと伝わったことで大幅高で終了。ダウ工業株30種は2112ドル(11.4%)と過去最大の上げ幅を記録、1日としての上昇率は1933年以来の大きさとなった。米民主党と共和党の幹部は、2兆ドルの新型コロナ対策法案で合意に近付いていると述べた。 一方、外為市場ではドル/円が111円台まで円安に振れたことも材料視されている。

これを受けて、朝方から輸出関連株を中心に、幅広く物色された。急な戻りから踏み上げ状態となるなど、上昇の好循環となった格好。また、市場では「期末を前にして、日銀の平均買いコストとされる1万9500円が強く意識され、これに絡んでカチ上げなど思惑も生じそうだ」(岡地証券・投資情報室長の森裕恭氏)との声が聞かれる。

大和証券・チーフテクニカルアナリストの木野内栄治氏は「チャイナショック時と同様の形となったことで、原油価格が持ち直し、米シェールオイル会社の破たん懸念からくる信用不安が後退したことが株価上昇の根本にある」とコメントしていた。

TOPIXは5.23%高で午前の取引を終了した。東証1部の売買代金は1兆6386億7100万円と引き続き大商い。東証33業種はすべて上昇した。個別では、トヨタ自動車 、ソニー など主力輸出関連株が総じてしっかり。ソフトバンクグループ も高い。

東証1部の騰落数は、値上がりが1899銘柄に対し、値下がりが245銘柄、変わらずが21銘柄だった。

2020年3月25日 / 11:54
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL4N2BI0ZN?il=0