立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
スレタイ検索 株式前場値動き
http://download.co.jp/news/bizplus/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E5%89%8D%E5%A0%B4%E5%80%A4%E5%8B%95%E3%81%8D
日銀の大人げないETF買い入れ、さらにFRBの無限QE宣言がかなり市場に安心感を与えた様子。加えて麻生財務省が市場に対して空売りの規制強化をほのめかすなどしたようで、もしかするとこれも効果があったかもしれません。
しかしながら新型肺炎に関しては「今まではミサイル着弾だったが、これからは焼夷弾が降ってくる」と医療関係者から情報が出てきていたりしますので、出所不明のクラスターがわき出す恐れもあります。社会不安が沈静化したわけではないことに留意しましょう。

[東京 24日 ロイター] -
前場の東京株式市場で日経平均は前営業日比1138円95銭高の1万8026円73銭となり、大幅続伸した。日銀のETF(上場投資信託)買いに対する期待が支えとなり、朝方から大型株への買いが先行した。その後、米株先物やアジア株の堅調推移に伴って日経先物の買い戻しの流れが強まり、現物指数も上げ幅を拡大。3月13日以来となる1万8000円台を回復した。

日銀が2000億円規模のETF買いを継続するとの見方が出ている。S&P総合500種Eミニ先物 、ダウEミニ先物 が3%超高で推移したことなども安心材料となり、日経平均は急速に上げ幅を拡大した。

市場からは「買い戻しが主体。急落した分、自律反発の幅も大きくなる。日本株はいったん底入れしたとみていいだろうが、新型コロナウイルスの動向によっては二番底もあり得る」(国内証券)との声も出ていた。

TOPIXは3.07%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆7399億円だった。東証33業種では、パルプ・紙、陸運、電気・ガス以外の30業種が値上がり。鉱業、不動産、証券などが値上がり率上位となった。

個別では、ソフトバンクグループ が前引けの段階で20.18%高となった。前日、自己株取得と負債削減のために最大4.5兆円の保有資産売却・資金化を決定したと発表したことが引き続き好感された。

このほか、前日の米国株市場でフィラデルフィア半導体指数 が3.36%高となったことが好感され、東京エレクトロン 、信越化学工業 、アドバンテスト など半導体関連も大きく買われた。

東証1部の騰落数は、値上がりが1675銘柄に対し、値下がりが463銘柄、変わらずが29銘柄だった。

2020年3月24日 / 12:03
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL4N2BH12P?il=0