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2020年3月20日 金曜 午前9:32


・時間帯で変わる客層に合わせて「ワークマン」⇔「ワークマンプラス」に変身
・業界初の二枚看板店舗 きっかけは「常連客の声」着想は「スナック」
・デジタルサイネージが普及…五感に訴える「感覚マーケティング」が広がる



照明や看板、匂いも変わる!「ワークマン」業界初の二枚看板店舗に挑戦

建設現場などで働く作業員向けの衣料服を 主力商品とするワークマン。
そんなガテン系のイメージが強い商品をカジュアル路線にシフトしたことで、女性層の取り込みにも成功したワークマンプラス。
この2つのブランドをいかした、業界初の挑戦が19日から始まった。


突如、店内スクリーンに流れ始めた映像。
カウントダウンが0になると、「ワークマンプラスOPEN」の文字が。すると・・・


さきほどまで白かった照明が、オレンジ色に切り替わった。
明るくはっきりした店内は、暖かみのある落ち着いた空間に様変わり。さらに・・・


こちらの看板、先ほど「ワークマン」だったが、「ワークマンプラス」に変わっている。
時間になると、店の看板までくるりと回転。 店舗は、あっという間に、「ワークマンプラス」に“変身”した。
この店舗では建設現場などで働く職人が多く来店するオープンの午前7時から10時までをワークマン。
女性など一般客が多く来店する、午前10時から午後4時半までをワークマンプラス。
そして、職人が現場から帰宅する午後4時半から閉店8時までを再びワークマンに切り替える。



「俺たちのワークマンはどこにいった」常連客の声がきっかけ

ワークマン(株)土屋哲雄 専務取締役 :
昼間は喫茶店で夜はスナックとか、昼間は明るい内装で夜は薄暗いとか、あれがヒントになった。


飲食店を参考にした、時間帯によって、客のターゲット層を切り替える作戦。
約5000万円をかけ既存店を改装した理由は担当者は「ワークマンプラス」の店舗数を増やしたことで相次いだ「常連客の声」がきっかけだという。


ワークマン(株)土屋哲雄 専務取締役 :
2018年9月にワークマンプラスを作って、おかげさまで絶好調。ところが、プロの客、職人はどうもこっち(ワークマンプラス)に 寄りすぎているのではないかというのがあって、「悲報!俺たちのワークマンはどこにいったのか」自分たちの仲間内が店に行くと、女子高校生がいたり、女性ばかりになったりとか、疎外感があったので、それを取り戻すために、両方が自分の店だと思えるような店舗にした。


新たな顧客の取り込みを進めながら、 “職人御用達”のうたい文句も手放さない戦略で、ワークマンは、2倍の売り上げを目指す。

     ===== 後略 =====
全文は下記URLで

https://sp.fnn.jp/posts/00050848HDK