半導体メモリー大手のキオクシアホールディングス(旧東芝メモリホールディングス)は、2020年10月をメドに上場を目指す方針を固めた。次世代通信規格「5G」関連など新たなメモリー需要をにらみ、市場で調達した資金を使って積極投資する。資金力に勝る韓国勢に対抗し、成長するシナリオをどう描くかが、投資マネーを集めるうえで重要になる。

キオクシアHDは記憶装置に使うNAND型フラッシュメモリーで韓国サムス…

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2020/2/27 23:00
日本経済新聞 電子版
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56127160X20C20A2EA2000/