サッポロビールは25日、エビスビールを発売して130年を迎えるのを記念した限定品を発売する。6年以上熟成した瓶ビール2本と、純金のエビス像1体をセットにした商品で、自社のネットショップで先着順で3セット発売する。価格は130万円(税抜き)。ビールの熟成で6年を超えるのは初めてで、国内のビール業界でも珍しい。

(日経新聞の仕様により画像引用が出来ませんので、サッポロビール株式会社様の通販ページから引用します)
ヱビス超長期熟成7年目の刻+金の恵比寿様
https://www.sp-mall.jp/shop/pages/S2/7th_yebisu.aspx
https://www.sp-mall.jp/img/shop/S2/7th_yebisu/yebisubeerPC_01.png
エビスビールの発売130年を迎える記念で6年以上熟成の瓶ビールと純金エビス像のセットを販売

ビールの技術開発の研究拠点を併設する静岡工場(静岡県焼津市)で熟成した。エビスはもともと同社の主力「黒ラベル」よりも熟成期間が1.5倍長いという特徴があり、記念商品向けにも年数の長さにこだわったビールを開発した。じっくりと熟成することで、まろやかな味わいで重厚なコクを感じられ、飲んだ余韻が長く続くという。

瓶1本は305ミリリットルでアルコール度数は8%。エビス像は24金で重さは約109グラム。エビスビールのラベルに描かれた姿を立体的に細部まで表現することにこだわった。

日本国内の在住者のみ申し込める。商品は5月中旬に発送する。

サッポロビールの前身が1890年2月25日に「恵比寿ビール」を発売した。1901年にビールの積み下ろしをする停車場ができたことなどを由来として「恵比寿」が駅や地名として定着している。

2020/2/7 12:27
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55370060X00C20A2XQH000/