三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)は4日、2020年3月期の連結純利益の予想を下方修正した。前期比14%減の7500億円にとどまり、3%増の9000億円を見込んでいた従来予想から一転減益となる。海外子会社の株価下落に伴い、のれん2074億円を一括償却したことが響く。

あわせて発表した19年4〜12月期の連結決算は、純利益が前年同期比33%減の5842億円、本業のもうけを示す業務純益(傘下2行の合算ベース)は、3%減の4334億円だった。国内外の金利低下に伴う利ざやの縮小が収益を押し下げた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

2020/2/4 17:07
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL04HRW_U0A200C2000000/