【ニューヨーク=野村優子】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は9日、ソフトバンクグループ傘下の投資ファンド「ビジョン・ファンド」が、米国でペット関連サービスを手掛ける「ワグ」の株式を同社に売却することで合意したと報じた。ビジョン・ファンドは2018年1月に3億ドル(約330億円)を出資していた。

ワグは犬の散歩代行などを展開するスタートアップ企業。事業低迷により、今年に入ってから人員削減を進めていた。ギャレット・スモールウッド最高経営責任者(CEO)は9日、社員に「ソフトバンクと友好的に決別した」と述べたという。
2019/12/10 6:13
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO53151620Q9A211C1000000/