世界経済をけん引する好業績企業でアジア企業の存在感が高まっている。リーマン・ショック前から純利益を10倍以上に増やした上場企業が世界で560社に上り、そのうちアジア企業が8割を占める。国別ではネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)など中国が225社と最多だった。産業構造や社会の変化をとらえ、デジタル化で成長するIT(情報技術)のほか、高齢化が追い風の医薬品メーカーなどの成長が目立つ。

08年…
2019/11/25 0:23
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52555900U9A121C1MM8000/