日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が1日発表した9月の新車販売台数(軽自動車含む)は、前年同月比12.9%増の54万8209台だった。トヨタ自動車(7203)の「カローラ」やマツダ(7261)の小型車「マツダ3」など、新型車を中心に販売が伸びた。

登録車の販売は12.8%増の34万7706台だった。トヨタは23.7%増、ホンダ(7267)は5.5%増で、ともに6カ月連続で増加した。一方、日産自動車(7201)は5.6%減で、10カ月連続の減少となった。

軽自動車の販売は13.2%増の20万503台で、2カ月連続で増加した。全軽自協によると「10月の消費増税を意識して一定の駆け込み需要があった」という。ダイハツ工業は33.2%増と好調だった。スズキ(7269)は1.9%増えた。

4〜9月の新車販売台数(軽自動車を含む)は前年同期比5.6%増の262万1470台だった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

2019/10/1 14:52
日本経済新聞
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