素材開発スタートアップのウィンゴーテクノロジー(岡山市)は、リチウムイオン電池の性能向上につながる新タイプのバインダー(接着剤)を開発した。高い強度と乾燥処理のしやすさを両立し、電池の大容量化に向けてシリコンを負極材として使いやすくする。スマートフォンや電気自動車(EV)向けの需要が高まるとみて、電池メーカー向けに売り込む。

リチウムイオン電池はプラス電極(正極)とマイナス電極(負極)の間をリチ…
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50137990U9A920C1962M00/