米Appleは9月10日(現地時間)、iOS搭載スマートフォンの新モデル「iPhone 11 Pro」と「11 Pro Max」を発表した。昨年発売した上位モデル「XS」「XS Max」の後継機に相当し、背面に初の3眼カメラを搭載。日本などで13日から予約を受け付け、20日に発売する。11 Proは10万6800円、11 Pro Maxは11万9800円から(以下、税別)。
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 11 Proは5.8インチ(2436×1125ピクセル、458ppi)、11 Pro Maxは6.5インチ(2688×1242ピクセル、458ppi)の有機ELディスプレイを搭載する。

 背面カメラは、有効1200万画素の広角レンズ(F1.8)と望遠レンズ(F2.0)、超広角レンズ(F2.4)の3眼カメラを採用し、2倍の光学ズームイン、2倍の光学ズームアウト、最大6倍のデジタルズームに対応。最大60fpsの4K動画も撮影できる。前面カメラは有効1200万画素のTrueDepthカメラ(F2.2)。暗い場所でも写真を美しく撮れる「ナイトモード」の他、機械学習を活用し、被写体の顔を認識して明るさを調整する機能も備える。

 プロセッサは「A13 Bionic」チップを採用。機械学習の処理のために8コアのニューラルエンジンも搭載する。

 カラーは、ミッドナイトグリーン、スペースグレー、シルバー、ゴールドの4色。11 Pro、11 Pro Maxのバッテリー駆動時間は、前モデルのXS、XS Maxと比べるとそれぞれ4時間、5時間長くなったという。防水・防じん性能は、IP68等級。最大水深4メートルで最大30分間耐えられるとしている。

 11 Proの本体サイズは144(高さ)×71.4(幅)×8.1(厚さ)ミリ、重さは188グラム。11 Pro Maxの本体サイズは158(高さ)×77.8(幅)×8.1(厚さ)ミリ、重さは226グラム。

 11 Pro、11 Pro Maxともにストレージ容量ごとに3種類のモデルをラインアップ。11 Proは、64GBが10万6800円、256GBが12万2800円、512GBが14万4800円。11 Pro Maxは、64GBが11万9800円、256GBが13万5800円、512GBが15万7800円。
2019年09月11日 03時10分
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