若者を中心にネット検索の世界で「百度(バイドゥ)・グーグル離れ」がじわり進んでいる。中国と米国の二大企業が長く席巻してきた市場だが、検索結果の作為的な順位づけや広告の多さに嫌気が差す人が増えている。そんなユーザーの不満をくみ取り、米中では新興企業が台頭する。音声検索も広がりを見せ、ネットでの情報収集方法は変わりつつある。

「さようなら百度。あなたがまともになる日まで」――。

上海市在住の中国語教…
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49509670W9A900C1TJQ000/