26日の東京外国為替市場で円の対ドル相場が一時、1月3日以来、7カ月半ぶりの円高・ドル安水準となる1ドル=104円台に突入した。心理的な節目とされてきた105円を一気に突破した原動力は、歯止めがかからない米中摩擦の激化だ。リスクを避けようとする投資家の「合理的」な行動が背景にあり、もはや金融緩和で制御できる次元を超えつつある。

1ドル=104円台という水準自体は1月にも経験済みだが、今回とは決定…
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48988440W9A820C1EE8000/