全日本空輸(ANA)グループは19日、国際線旅客の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を10月の発券分から値下げすると発表した。燃油価格の指標としているシンガポールケロシンの市況価格が下がったため。9月末発券分までは日本発の北米や欧州行きで片道1万4000円の上乗せとなっているが、同1万500円に値下げとなる。

同日、国土交通省に燃油サーチャージの改定を申請した。日本航空(JAL)も近く同様の改定を申請する見通し。
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