立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
スレタイ検索 株式前場値動き
http://download.co.jp/news/bizplus/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E5%89%8D%E5%A0%B4%E5%80%A4%E5%8B%95%E3%81%8D
三日連続大幅下落。トータルで1000円を超えて下落してしまいました。かなり危険な状態です。
米中の衝突はもはやインファイトで殴り合う状態。有事に発展してもおかしくない局面が近づいてきたような雰囲気さえあります。その前に着地点は見いだせるのでしょうか?

[東京 6日 ロイター] -
前場の東京株式市場で、日経平均株価は大幅続落。前営業日比420円60銭安の2万0299円69銭となった。前日の米国株主要3指数が大幅続落となったことを嫌気しほぼ全面安商状で始まったが、ドル安/円高が一服したことや短期的な急落に対する警戒感もあり、下げ渋った。日経平均は一時、前日比609円53銭安の2万0110円76銭まで下落したものの、徐々に買い戻される動きとなった。

東証1部の騰落数では、値下がりが1965銘柄と全体の91%を占めた。一方、値上がりが151銘柄、変わらずが29銘柄だった。業種別でも東証全33業種が値下がりとなっている。

注目された外為市場で、ドルは106.39円まで上昇。ドル安/円高が一服したことが好感されたほか、中国の人民元相場が1ドル=7.0699元で取引が始まった後、7.0485元付近まで元高となったことも安心感を与え、買い戻しの動きにつながった。

ただ、市場では「いったん日本株は下げ止まったものの、短期的に売られ過ぎというテクニカル的な要素があり、今のところは自律反発とみざるを得ない。本格的な切り返しには決め手になる材料が欲しい」(国内証券)との声が出ている。

また、全体的に薄商いが続く中、「ここまで下げピッチが急になると、個人投資家の信用取引の追い証が発生する可能性がある。その点から新興市場の中小型株も厳しくなり、再び下げに転じれば、さらにムードが悪化しそうだ」(SBI証券・シニアマーケットアドバイザーの雨宮京子氏)との指摘いもある。

キャピタル・パートナーズ証券・チーフマーケットアナリストの倉持宏朗氏は「円高を止める決め手となる材料が見当たらない中で、通商問題に左右される局面が続く。日経平均は2万円の攻防にとどまらず、年初来安値を意識した動きとなる可能性もある」とコメントしていた。

個別銘柄では、トヨタ自動車 、キヤノン 、ソニー など安く、ファーストリテイリング も軟調。半面、SUBARU など好業績株の一角がしっかり。

TOPIXは1.85%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆2675億円だった。

2019年8月6日 / 12:23
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL4N2520TQ?il=0