2019.5.10
MRJ、3年間新規受注ゼロ 米ボーイング事故影響 型式取得など暗雲
http://www.sankeibiz.jp/business/news/190510/bsc1905100500011-n1.htm

「今がまさにヤマ場だ。関係各所と綿密に連携していく」
三菱重工の泉沢社長は9日の会見でそう述べ、TC取得に全力を尽くす考えを強調した。開発状況については「今のところ順調だ」と話し遅れに対する懸念払拭に努めた。
MRJの開発や販売を手掛ける三菱航空機は、今年3月からTC取得に向けた飛行試験を米国で実施している。
使用中の4機に加え近く完成する1機を追加投入し追い込みにかかる構えだ。開発の大きな問題は、すでにクリアしたとみられる。

MRJの開発に投じられた資金は累計で7000億円近くに達しているとみられ、ピークはすぎたとはいえ今後も投入が予定されている。