米Microsoftは7月30日(現地時間)、「Skype for Business Online」の提供を2021年7月21日に終了すると発表した。それ以降はサービスにアクセスできなくなる。

 2019年9月1日から、すべての新規Office 365ユーザーはSkype for Business Onlineではなく、「Microsoft Teams」のチャット、会議、通話を選択することになる。なお、一般向けSkypeと「Skype for Business Serer」はこの発表の影響は受けない。

 Microsoftは近年、Slack対抗の企業向けコラボレーションサービスであるMicrosoft Teamsに注力しており、「過去2年間でわれわれはTeamsを洗練させてきており、今、Skype for Business Onlineのユーザーのみなさんへのアップグレードとして自信を持ってTeamsを推薦できるようになったと感じている」という。

 また、Teamshへの移行のネックになっていた、一般向けSkypeとTeamsとの連携を実現するとしている。まず、2020年第1四半期に一般向けSkypeとTeamsのチャットと通話を可能にする。

 Microsoftは既にSkype for BusinessからTeamsに移行するためのガイダンスを公開している。

2019年07月31日 11時47分
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1907/31/news069.html