立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
スレタイ検索 株式前場値動き
http://download.co.jp/news/bizplus/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E5%89%8D%E5%A0%B4%E5%80%A4%E5%8B%95%E3%81%8D
7月も最終、銘柄入れ替えの影響もあってか売りが優勢。先物先導、円高進行、アジア市場も揃って下落と悪い条件が重なっていることで200円を超える下落幅となっています。
心理的な下値として21500円あたりが意識される状況になりそうですので、後場は下げ渋りそうです。

[東京 31日 ロイター] -
前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比211円32銭安の2万1497円99銭となり、反落した。トランプ米大統領が中国に警告を発し、通商協議に対する懸念が出ている。幅広い業種で売りが先行した。国内企業のさえない決算や、米連邦公開市場委員会(FOMC)通過後の円高リスクに対する警戒なども上値を重くしたもようだ。

トランプ米大統領は30日、ツイッターへの投稿で、中国に対して通商協議を巡り自身の1期目の任期が終わるまで時間稼ぎをしないよう警告。2020年11月の米大統領選で再選されれば、通商協議の行方はさらに厳しいものとなり、決裂する恐れもあるとの考えを示した。

投資家心理が圧迫され、欧米市場で主要株価指数が下落。この流れを引き継ぐ形で、東京市場も安く始まった。その後もじり安となり、200円を超える下げ幅となった。製造業を中心に4─6月期決算でさえない内容が多いことが意識される中、日経平均の銘柄入れ替えの影響が出ているとの指摘も出ていた。

市場では、日米金融政策の違いも話題になっていた。「日銀が前日の決定会合で金融政策を据え置いた一方、米国は今晩のFOMCで25ベーシスポイントの利下げが確実視されている。円高懸念があるかもしれない」(三木証券の投資情報課長、北澤淳氏)との声が出ていた。

TOPIXは0.69%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆1260億円だった。東証33業種では、電気・ガスを除く32業種が値下がり。その他製品、倉庫・運輸関連、輸送用機器、証券などが値下がり率上位に並んだ。午後は日銀のFTF(上場投資信託)買いへの思惑が下値を支える可能性もある。

東証1部の騰落数は、値上がりが548銘柄に対し、値下がりが1508銘柄、変わらずが81銘柄だった。

2019年7月31日 / 11:48
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL4N24W10Y?il=0