米Googleのインキュベータ部門Area 120は6月13日(現地時間)、プログラミングの知識がなくてもゲームを開発できる無料ゲーム「Game Builder」をMacとWindows向けにSteamで公開した。

 「ゲームで遊ぶような感覚でゲームを開発する」のが目的という。画面を見ると、米Microsoftのマインクラフトに似ている。

 コーディングの知識がなくてもカード状のモジュールを組み合わせていくことで、キャラクターの動きを設定したりできる。カードはJavasriptベースで、知識があれば自分で新しいカードを作ることもできる。

 キャラクターは、Googleが2017年11月に公開した3Dオブジェクトライブラリ「Poly」のものを選んで使える。

 マルチプレイヤーにも対応しており、ゲームを共同開発することも、開発中に他のユーザーにゲームをプレイしてもらうこともできる。

 発表文では同社がこの11月からスタートするゲームストリーミングサービス「Stadia」については触れられていないが、将来的にはGame Builderで作ったゲームをStadiaで公開できるようになるのかもしれない。

2019年06月14日 08時19分
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1906/14/news063.html