>>949
金利はそんな単順ではないよ。
たとえば日銀が2013年から異次元緩和をやって、日本の通貨量を130兆円から
500兆円まで増やすことで、長期金利をゼロ金利に抑え続けた。
その結果すでに日本の通貨は、日本の4倍以上のアメリカの通貨量を抜いて
しまってるくらい緩和が継続した。
だからこんなグラフになってる。
https://cdn.mainichi.jp/vol1/2018/12/12/20181212se100m020039000q/8.jpg?1

これ見て、これが永遠に続くと思う人なんかだれもいないと思うよ。
そもそも日本の円が地球上最大の通貨になってることが異常なんだから。
日銀の緩和がほんのちょっと減るだけでも長期金利は上がってしまうし。

>変動金利型リスク再認識 いつかは緩和終わり利払い増
2018/9/8 日経新聞
住宅金融支援機構の実態調査によると、56.5%の人が変動型の住宅ローンを
選んでいるうえ増加傾向にあります。また、当初5年間、10年間などと一定期
間は固定金利で、それ以降は金利変動の影響を受ける固定期間選択型を選
ぶ人と合わせると8割以上です。
ただ、このうち4〜5割の人はローンの特性や金利上昇リスクへの理解度が
あまり高くはない結果も出ています。

金利がいつ、どの程度上昇するかは専門家でも予想することは困難です。
一方、金融緩和を永続させられないのは誰の目にも明らかで、「しばらくは低
金利が続いてもいつか金利は上昇する」という見解が一般的でしょう。

例えば変動金利0.9%、返済期間35年、借入額5000万円、元利均等返済、ボー
ナス返済なしの場合、金利に変動がなければ毎月13万8825円の返済を420回
行い、総支払額は約5830万円となります。一方、例えば3年後から10年かけて
0.2%ずつ金利が上昇、最終的に2.9%まで上昇したらどうでしょう?

金利上昇が止まった時点から徐々に利払いが減少し、元本返済が進みます。
今回の想定だと、最終的に毎月の返済額は18万3580円まで上昇。当初返済額
との差は4万4755円で、総支払額は約7200万円に達します。

「変動金利が上昇したら、固定金利に借り換えればよい」という人がいますが、
大きな間違いです。変動金利が上昇し始めるということは、それより以前に固定
金利が上昇しているのが一般的だからです。変動金利が上昇してしまってから
では遅いのです。