これは日銀の緩和の副作用なんだよ。

不動産ってのは30年とか35年だから、日銀が長期金利をめちゃくちゃに
下げたから、金利の支払いが下がり、予算より1000万円以上
高い物件が買えるようになった。

だから、みんながローンギリギリまで高い物件を買おうとして、東京なんか
マンションでも平均5400万円、都区部だと7000万円以上っていう
ありえない価格まで上がってしまった。

でも日銀が緩和したことによって、日本の通貨量は爆発的に膨らんで
日本の4倍以上の経済規模があるアメリカの通貨量まで抜いて、
異常な状態になった。
あたりまえだが、こんなの永遠に続くわけがなくて、ローンが残ってる
間に金利がどんどん上がりだす。

そうすると限界で変動金利でローンを組んでる人たちは、もともと限界で
ローンを組んでるのに、支払いがさらに増えて、自宅を手放す人なんかも
出てくるようになる。
そうすると、日銀の異次元緩和の副作用で、いっきに不動産価格の下落と
不景気が同時に発生する。