大塚ホールディングスは14日、2019年1〜3月期の連結純利益(国際会計基準)が前年同期比16%減の191億円だったと発表した。医療関連事業で主要医薬品の販売が好調で売上高は伸びたものの、研究開発費の増加などが響いた。

医療関連事業は主力の抗精神病薬や国内新薬などが好調で、売上高にあたる売上収益は7%増の3139億円だった。ただ、医薬品の研究開発費や「ポカリスエット」などの健康食品事業における広告宣伝費・販売促進費などの増加が利益を圧迫し、営業利益は10%減の312億円だった。

19年12月期通期の連結業績予想は据え置いた。売上高は前期比8%増の1兆3900億円、純利益は33%増の1100億円を見込む。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

2019/5/14 14:02
日本経済新聞
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