RIZAPグループが経営方針を転換している。2019年3月期の赤字転落を発表した昨年秋、構造改革の実施と共にM&A(合併・買収)による規模拡大路線を白紙撤回した。フィットネスなど本業のジム事業に回帰して経営再建を目指しているが、今、ジムの最前線ではある異変が起きている。対策の進捗次第では再成長シナリオが遠のく可能性がある。

3月下旬。都内RIZAPの個人向けジムに通っていた30代男性の広瀬貴文さ…
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44036080S9A420C1920M00/