3月期決算企業の期末配当の権利付き最終売買日だった26日を終え、27日は権利落ち日となる。企業の配当総額は過去最高で、権利落ちによる日経平均株価の下押し額も推定172円と過去最大となりそうだ。市場には「当日に権利落ちの影響額を超えて上昇すれば、当面の株価は堅調」との経験則がある。不安定な相場の方向性を占う、ひとつの目安になりそうだ。

配当や優待を目的にした投資家は、権利が確定すれば保有株を売却す…
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO42933340W9A320C1EN2000/