ソニーは5日、100キロヘルツの超高音域まで再生できる高級イヤホン「IER―Z1R」を23日に発売すると発表した。種類が異なる音を鳴らす部品を3つ搭載し、低音域から超高音域までカバーする。価格はオープンだが、市場想定は20万円前後。技術の粋を集めた「シグネチャーシリーズ」として初めて耳に入れるイヤホン型を投入する。

音を鳴らす「ドライバーユニット」と呼ばれる部品を3種類採用した。低音から中高音域、高音域、超高音域と帯域が違う音に対応する。出力した音波を際立たせつつ、バランス良く調和する新技術も搭載している。

レコーディングスタジオなどで使われる機器を手がける国内拠点で新商品も製造する。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO42049920V00C19A3X35000/