「賦課式」というのは、支払うべき年金額に応じた掛金をそのつど集めるという方式である。
そしてこの言葉どおり、年金官僚たちは戦前、戦後を通じ60年以上にわたって、掛金をせっせと流用しては天下り先を拡充。
判明した限りでも、現在、全国1221ヵ所の天下り先に2312人もの年金官僚OBたちを天下らせているのである。
 これら天下り先の施設建設費や運営費などに持ち出された掛金の総額は、「厚生保険特別会計」や「国民年金特別会計」の決算書に加え、
一部天下り団体の財務諸表から拾い出せた限りでも約2兆2000億円にのぼっている。
見事なまでに、年金官僚たちは、貴重な老後資金を湯水のごとく浪費してくれていたわけである。