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仕切り直しの京都市システム、キヤノンITSが落札
2018年3月28日 18:00

https://r.nikkei.com/article/DGXMZO28675930Y8A320C1000000

京都市は2018年3月27日、NEC製メインフレーム上で約30年稼働する基幹系システムのバッチ処理を
オープンシステムに刷新するプロジェクトについて、入札結果をWebサイトで公表した。
総合評価方式でキヤノンITソリューションズが落札した。両者は20年1月からの本稼働を目指す。

15億3240万円の税抜き予定価格に対して、税抜き落札額は15億2990万円。
(略)

このプロジェクトは京都市が14年から81億円を投じて進めていた基幹系システム刷新プロジェクトのうち、
バッチ処理の刷新の失敗を受けた仕切り直しのプロジェクト。前回、ITベンダーのシステムズ(東京・品川)が16年1月15日に
税抜き11億376万円で落札したが当初稼働日の17年1月に間に合わなかった。

京都市は17年10月11日にシステムズとの設計・開発等業務委託契約を解除。
両者は現在、係争関係にあり、システムズは約2億円を、京都市は約8億円を求めている。