2018/9/13 2:43 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO35302040T10C18A9000000/?n_cid=TPRN0026

 【シリコンバレー=佐藤浩実】米アップルは12日にカリフォルニア州クパチーノの本社で新製品発表会を開き、腕時計型端末「アップルウオッチ」の新製品を発表した。電極を搭載することで心電図を記録できるようにしたほか、転倒を検知するなど健康を管理する端末としての機能を強化した。米食品医薬品局(FDA)の認可を取得した。

 ジェフ・ウィリアム最高執行責任者(COO)は「アップルウオッチが守り神になる」と強調した。スクリーンサイズも3割大きくし、表示できる情報量を増やす。価格は399ドルからで、9月21日に発売する。

 アップルウオッチはスマートウオッチ市場で約17%のシェアを持つ首位だ。一方で、トランプ政権が発動を計画している対中追加関税の第3弾の対象になる見込みだ。