経営再建中のパイオニアが香港を本拠とするファンドに救済されることが11日分かった。融資と出資の合計で600億円規模の資金支援を受け、筆頭株主として迎え入れる。カーナビ事業の不振で資金繰りが悪化するなか、複数社と出資交渉をしてきたが、外資ファンドの支援で経営の立て直しを急ぐ。

 投資ファンドのベアリング・プライベート・エクイティ・アジアが月内に250億円規模を融資する。パイオニアは9月下旬に期限が迫…
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO35222680R10C18A9MM8000/