2018年8月31日 7:00 日本経済新聞[有料会員限定]

安値が続いた鶏卵の卸値が上昇している。東京市場では指標品が8月中旬から1割ほど上昇し、4カ月ぶりの高値をつけた。夏場の猛暑や産地の生産抑制で出荷が減る一方、お盆の端境期を過ぎて消費が持ち直した。秋の行楽シーズンを控えて先高観は強い。一方、国産鶏肉は需給緩和で安値が続き、鶏卵と対照的な値動きとなっている。

JA全農たまご(東京・千代田)の東京市場の卸値(Mサイズ)は30日時点で1キロ180円と前週…

https://r.nikkei.com/article/DGXMZO34807430Q8A830C1QM8000