https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180808/K10011569451_1808081733_1808081736_01_02.jpg
東京 銀座でおよそ50年にわたってショールームとして使われてきた「ソニービル」が取り壊され、その跡地に体験型のイベントなどに使える施設が整備されました。

東京 銀座の「ソニービル」は、昭和41年に開業し、ソニーの製品を紹介するショールームとして使われてきましたが、老朽化のため去年3月に閉館し、取り壊されました。

跡地は東京オリンピック・パラリンピックが開かれる2020年までさまざまなイベントに使える施設として整備され、9日のオープンを前に報道関係者に公開されました。

跡地の地上部分には世界各地から集めた植物を植えた公園が整備され、5階まである地下は、もとのビルの骨組みを生かした吹き抜けのあるオープンなスペースになっています。ここにはビールや軽食などを販売する店が入るほかライブイベントを開いたり、ローラースケートなど体験型のイベントを楽しめるようになっています。

施設の運営会社の永野大輔社長は「東京オリンピックに向けてイベントなどで多くの人を集めていくとともにふだんの待ち合わせや休憩場所としても気軽に利用してもらいたい」と話しています。

ソニーは、オリンピックが終わった後に地上部分に新しい施設を建てることにしていて2022年のオープンを目指すということです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180808/k10011569451000.html