麻生太郎財務相は17日の閣議後記者会見で、21日にアルゼンチンのブエノスアイレスで開幕する20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で、インフラ投資の在り方について議論したいとの意向を示した。「借金を返せないところの土地を租借するなど、色々な話が出てきている」と指摘。投資を受ける国が経済的に持続可能性を保てるよう、貸し手と借り手の適切な関係を探る必要があるとみる。

麻生財務相はG20で、金融とIT(情報技術)を融合したフィンテックの話題を扱うことにも関心を示した。

2018年7月17日 10:42 日本経済新聞
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