https://s.aolcdn.com/hss/storage/midas/f90fbb21e7f9ecd8297b3e7458c7e7dd/206523694/chromeCanary1.jpeg
Chromeのデザインは、大部分が長いこと変わっていませんが、今年の始めにGoogleは「マテリアルデザイン」の総点検を行うという情報を漏らし始めました。その外観がどんな感じになるのか、少しだけわかってきました。
Chromeのユーザーインターフェイス(UI)の変更も近いと思われているなか、Googleは、Windows・Linux・Chrome OS用のChrome Canary(カナリア)ビルドの更新データを公開しました。

そこでは、デフォルトで新しいマテリアルデザインのUIが有効になっています。
https://s.aolcdn.com/hss/storage/midas/4cb0b92838d08056e8aeb4d5e14fe978/206523696/chromeCanary2.jpeg

画面はずいぶん変わっています。アドレスバーが新しくなったほか、タブの形状と色も新しくなっています。エバンジェリストのFrancois Beaufortは、今回の更新で、オムニボックスの提案アイコン、タブストリップの配色、ピン留めされたたタブ、警告表示も変更されていると伝えています。「私の意見ですが、かなりたくさんのものが、いい方向に更新されています」と彼は話しています。ただし、Chromeファンがこの新しい画面に慣れるまでには、少々時間がかかりそうです。

長い間、このリリースはフラグを立てることで使えるようになっていました(今でもMacOS版ではフラグの設定が必要です)が、今日の更新で、より簡単に試せるようになり、安定度も増しました。とは言え、あくまでまだまだ盛んに開発されている途中のカナリアビルドです。細かい部分を仕上げてゆく間、いくつかのバグに遭遇することは覚悟してください。
https://japanese.engadget.com/2018/07/13/googles-refreshed-chrome-design-is-nearly-here/