【ニューヨーク=中山修志】電気自動車(EV)メーカー、米テスラの米国市場での累計販売台数が20万台に達したことが12日、明らかになった。これに伴いテスラ車は2019年以降、米政府によるエコカー普及促進のための税控除額が段階的に減額されることになる。

 米政府が定める税控除の対象は09年以降の累計販売が20万台未満のエコカー。EVとプラグインハイブリッド車(PHV)の購入時に最大7500ドル(約84万円)を税控除している。テスラ車は対象から外れるため、19年1月から控除額が3750ドルに、同7月から1875ドルに減額される。20年以降は控除が完全になくなる。

 同制度の対象外となったメーカーはテスラが初めて。米ゼネラル・モーターズ(GM)も近く、エコカーの累計販売が20万台に到達する見通し。
2018/7/13 11:29
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32954330T10C18A7EAF000/