6月29日に日本マイクロソフトが記者向けに行ったWindows 10に関する説明会で、日本マイクロソフト担当者が企業におけるWindows Defender導入の現状や、Windows 7からWindows 10への移行状況を説明した。2020年のサポート終了が迫る中、6月時点で中小企業のWindows 7サポート終了の認知度は55%だという。
中略

2020年の「Windows 7」サポート終了に向けて
Microsoftは、2020年の「Windows 7」および「Office 2010」のサポート終了に向け、Windows 10へのアップデート、さらには最新バージョンへのメジャーアップデートを推し進めたい考え。

Windows Defenderシリーズの機能拡充の他、バージョン移行時のインストール時間短縮やアンインストール期間の延長など、Windows 10を最新の状態に保つための改善を行っている。

バージョン1607から1703へはインストールに約50分かかったが、1703から1709へは約20分、1709から1803へは約10分と時間を短縮。アンインストールの期間もこれまで10日だったところ、最大60日までカスタマイズ可能とした。

楽天リサーチが6月に調査した、中小企業におけるWindows 7サポート終了の認知度は55%だった。また、Windows 10へ移行中だと答えたのは42%だったという。
2018年07月03日 11時00分 公開
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1807/03/news055.html