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人間というのは進歩をやめると、進歩に逆行し、腐敗するのは世の常ではある

では社会主義国、共産主義国はどうかとなると、腐敗の度合いはむしろ悪化する
腐敗の諸悪の根源は国家統制にあるわけで、権力の民主的分散だけが、唯一まともな特効薬であることは明らかだ

日本が官僚の好き勝手にできるのは、行政の本部長クラスの公選制がないこと、司法（検察官、裁判官）の公選制がないこと
民事陪審がなかったりすることで、行政や司法も公選制にして、権力を分散する民主主義国家
の体裁さえなく、与党・野党も国家統制主義が生むであろう甘い汁を吸うことに汲々とするだけだ